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肝臓>肝炎
肝炎とは、読んで字のごとく、肝臓に炎症が起こった状態の事を言います。基本的に肝炎の約80%がウイルス性の肝炎ですが、その他にもアルコール肝炎・アレルギー性肝炎などがあります。
肝炎も症状によっては、肝硬変や肝臓がん・劇症肝炎など命に関わる病気を引き起こしますので、正しい対策・治療法をしっかりと把握しましょう。
■肝炎の種類
| ウイルス性肝炎 | ウイルス性肝炎は、その名の通り、肝炎ウイルスが原因で発症します。この種類は、A型・B型・C型に加えて、現在では、D型・E型の肝炎も発見されています。 |
| 薬剤性肝炎 | 服用した薬が原因となります。この中には、2種類の肝炎があり、中毒性肝炎とアレルギー性肝炎に分類されます。 |
| 自己免疫性肝炎 | 若い女性や更年期の女性によくみられる自己免疫性肝炎。原因は不明な点も多いが、免疫機構が異常をきたして、肝機能障害を引き起こす病気です。 |
| アルコール性肝炎 | アルコールが原因で発生するアルコール肝炎。もちろん、 日頃からお酒を良く飲むかたに 良くみられ、症状としては、発熱や腹痛が急に表れます。 |
■肝炎の症状
肝炎は、症状は種類が何であっても似ていますが、大きく分けて3種類に分別できます。 6ヶ月以上症状のおさまらない慢性肝炎と、突然、発症してしまう急性肝炎、そして急性肝炎の中でも1週間〜2週間で死に至ってしまう事が多い劇症肝炎の3つがあります。
▼慢性肝炎
慢性肝炎は、急性肝炎が中々治らずに6ヶ月以上続いている状態のことです。
症状としては、あまり目立つ症状は出ないのですが、「体がだるい」「吐き気や目まいがする」「食欲不振」などの症状を感じる方もいます。
最も分かりやすい症状が、検査のときに分かります。血液検査でgot・gptの数値が高い値を示し続けると、慢性肝炎の可能性が出てきます。

▼急性肝炎
急性肝炎の潜伏期間は、大きく分けて4つあります。
1、潜伏期・・・症状は見られません。
2、前駆期・・・黄疸や、食欲不振、全身倦怠感、発熱、関節痛等の症状。
3、黄疸期・・・前駆期とほぼ同じ症状がでるのですが、主に黄疸が目立ちます。
4、回復期・・・症状は見られません。
急性肝炎は、ウイルスに感染してから数週間、また、薬を飲用してから数週間後に発症することが多くなっています。
急性肝炎は、安静にすることが最も大事になるので、入院して、体力の維持に努めましょう。
▼劇症肝炎
肝臓は、身体に必要な物質を合成し、老廃物を排泄するなど、生命活動にとって重要な役割を担っています。肝臓の中で、これらの働きを担う細胞(肝細胞)が急激に大量に壊れることによって、その機能が低下していく病気が劇症肝炎です。肝臓の機能が低下すると、血液を固めるために必要な凝固因子の産生が失われ、また、老廃物の蓄積により意識障害(肝性脳症)が出現します。もともと健康な人に全身のだるさ、吐き気、食欲不振など急性肝炎と同じ症状が現れてから 8週間以内に肝性脳症が見られ、凝固因子の血液中での濃度がある値以下になった場合に劇症肝炎と診断します。肝細胞は増殖する能力に富んでいるために、急性肝炎の大部分は、肝細胞が壊されても自然に元の状態に戻ります(肝再生)。しかし、劇症肝炎では、この破壊が広くおよぶために、肝細胞の増殖が遅れて、適切な治療を行わないと高頻度に死に至ります。
劇症肝炎は新生児から高齢者まであらゆる年齢層で、男女を問わず発症します。最近では、B型肝炎ウイルス保菌者からの発症や、もともと肝臓病以外の病気のために薬物治療を受けていた患者さんが劇症肝炎になる場合が増える傾向にあります。
保菌者の方は、肝機能が正常な場合でも劇症肝炎となることもあると心得て、尿が紅茶にように褐色となったり、皮膚や目の白い部分が黄染するなど黄疸が疑われたりしたら、直ちに医療機関を受診して下さい。他の病気に対して副腎皮質ステロイド投与などの薬物の治療を受けたことをきっかけとして、保菌者に劇症肝炎が発症する場合もあります。治療前には肝臓専門医に相談して、予防処置を行う必要があります。また、B型肝炎ウイルス感染が性交渉を介して感染し、保菌者以外の方が劇症肝炎を発症する場合もあります。パートナーが保菌者の場合にはワクチンによる予防も可能です。
■肝炎の検査方法
肝炎の検査は、基本的に病院での血液検査などによるものです。自覚症状が
無く、気づかない事もありますのでしっかりと検診は欠かさずに行きましょう。
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