役立ち情報
治療・予防など
現在、喫煙者が全人口の約50%を占めていると言われています。
百害あって一利なし、それが肝臓とたばこの関係です。
タバコに含まれているニコチンやタールなどの有害成分は、やはり肝臓で分解されるのです。つまり、タバコを吸うと、余計な負担を肝臓に与える事になります。薬の飲み過ぎや、お酒の飲み過ぎが肝臓に負担をかけるのと同じ理屈ですね。
中でも、タバコに含まれるアセトアルデヒドという物質が、肝臓を最も傷める毒性を持っている成分といわれており、
これは、アルコールを分解する際にも発生するので、お酒の飲みすぎもやはり、健康には良くありません。
その他にも、タバコには、血管を収縮させる作用があり、心臓や肝臓に負担をかけます。
呼吸器に良くないことも当然です。肝臓に少しでも不安がある方は、少しずつたばこの本数を減らす事から始めましょう。
たばこの煙にはニコチン、種々の発がん物質・発がん促進物質、一酸化炭素、種々の線毛障害性物質、その他多種類の有害物質が含まれています。
喫煙により循環器系、呼吸器系などに対する急性影響がみられるほか、喫煙者では肺がんをはじめとする種々のがん、虚血性心疾患、慢牲気管支炎、肺気腫などの閉塞性肺疾患、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患、その他種々の疾患のリスクが増大します。
妊婦が喫煙した場合には低体重児、早産、妊娠合併症の率が高くなります。また、受動喫煙により肺がん、虚血性心疾患、呼吸器疾患などのリスクが高くなることも報告されています。
低ニコチン・低タールたぱこの喫煙により健康影響はある程度軽減されますが、肺がん、虚血性心疾患などのリスクは非喫煙者に比べると依然高率です。
たばこの煙は、喫煙時にたばこ自体やフィルターを通過して口腔内に達する「主流煙」と、これが吐き出された「呼出煙」、及び点火部から立ち昇る「副流煙」に分けられます。いずれもエアロゾル(液滴)の形状をなす「粒子相」と気体からなる「気相」に分けられます。各種有害物質の発生は主流煙より副流煙の方が多く、主流煙は酸性ですが、副流煙はアルカリ性で、目や鼻の粘膜を刺激します。
たばこ煙中の諸物質は、口腔・気道・胃・腸管などの粘膜でも吸収されますが、肺胞において最大です。ニコチンは主に口腔粘膜と肺胞で吸収され血液を介して全身に分布しますが、速やかに代謝されてコチニンになり、解毒されて尿中に排泄されます。ニコチンの血液中の半減期は約30分です。一酸化炭素は、赤血球内のヘモグロビンと結合して一酸化炭素ヘモグロビン(Hb-CO)となり、全身に分布します。血液中Hb-COの半減期は約3-4時間です。シアン化水素は主に肝臓で解毒されます。
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