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肝臓病用語集
肝臓の構造や働きのうえからの最小の単位は、肝小葉と呼ばれるものです。この肝小葉というのは直径が約1_ほどの区画のものですから、けっこう肉眼でも見ることができます。ことにブタの肝臓の場合は、肝小葉の輪郭がはっきりしているために、肉眼でも容易に見分けることができます。つまり大きな肝臓も、このような小さな肝小葉がたくさん集合してできているので、肝臓の働きは肝小葉の働きとして代表させることができます。
肝小葉の周囲には、小葉と小葉の間を埋める結合組織の部分があり、これをグリソン鞘といいます。このグリソン鞘には血管、胆管、リンパ管などが走っており、肝小葉に入る血液や、出てくる胆汁やリンパ液の通路にもなっています。この結合組織に囲まれた多角形の肝小葉に内部には、幹細胞が索状に並び、全体としては放射状に配列しています。この肝細胞窄の間には類洞と呼ばれる毛細血管部分があり、肝細胞との間に血液中の成分の出し入れが行われているわけです。肝臓で集められた血液は、肝小葉中心部の中心静脈に集まり、中心静脈が集合して肝静脈となって心臓にもどります。
さらに幹細胞と類洞の間ではディセ腔と呼ばれるすき間があってリンパ液はここに集められて運ばれます。またディセ腔と類洞の間には、血液中から異物をとりこんで処理する働きのあるクッペル星細胞があり、いろいろの病気が起こると、一層その働きは活発となります。
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