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治療・予防など
自己免疫性肝炎は、病気の発症や進行に自己免疫、つまり免疫反応が深く関与して発症する慢性的な肝炎です。原因としては、免疫細胞が肝細胞を攻撃して障害を与えていると考えられていますが、詳しい事は現在、明らかになっておりません。
男女の比率は、1対7と圧倒的に女性に多く、その中でも40〜50代で発症することが多い病気です。
1998年の疫学調査からは、全国で自己免疫性肝炎の患者さんは6000から7500人と推定されています。
この病気は治療をしっかりと行なわないと肝硬変に進行することがあります。肝障害の進行を抑えるためにも、早期発見と早期治療が望ましいでしょう。
自己免疫性肝炎の症状
基本的な症状は、通常の肝臓病と似ています。
その中でも約60%の人は倦怠感を、35%の人が黄疸を訴える方が多いです。
その他の症状としては、食欲不振、発熱、吐き気、関節痛がありますが、全く症状がでない方もいます。
また、間接リウマチや慢性甲状腺炎など、他の自己免疫疾患の合併も多くみられます。40〜50代の女性は特に上記の症状が出た際には、しっかりと検査をおこないましょう。
■自己免疫性肝炎の検査
自己免疫性肝炎の診断にあたっては、肝炎ウイルス、アルコール、薬物の関与する肝障害や、ほかの自己免疫疾患に基づく肝障害を除外することが必要です。
血液検査では、AST(GOT)、ALT(GPT)の上昇が認められ、重症の場合はビリルビン値の上昇もみられます。免疫異常もみられ、血中γ(ガンマ) ―グロブリンが増加し、IgG値が高値を示します。自己免疫疾患に認められる抗核抗体が90%以上の患者さんで検出され、他の自己抗体も陽性になることがあります。
以上の検査で自己免疫性肝炎が強く疑われた場合は、肝臓の組織を一部採取し、組織学的に診断を行います。
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